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2008年05月30日

既に日本はスタグフレーション状態だけではない悲劇がここにある

日本国内の景気ですが、現在2点ちょっと言いたいことがありますと書き続けた記事の続きです。



既に日本はスタグフレーション状態です。

え!と思うかもしれませんが、間違いなくスタグフレーションに突入しています。

身近なのはガソリンの価格で6月1日よりガソリンスタンドのレギュラーガソリンが170円になる模様です。
まぁ車を乗らない方は無縁かもしれませんが、この背景にはもちろん原油価格の上昇が大きな要因となっています。

現在は若干反発しましたが、それでも127ドルで推移しており、もう130ドル台固定は確実のようです。

日本は、輸入&輸出でまかなっている国ですので、この原油価格の上昇は非常に企業の重しになります。

それがここにきてじわりと数字に深みが出てきました。
基本的に経済指標に出てくるのはほぼ3ヶ月後なので、指標となった物は既に過去の数字にしかなりませんので今後のこの懸念は3ヶ月後にしか現れないということになります。

既に影響が明確に出ているのが原油高騰価格を吸収できない中小企業で、4月以降ものすごい勢いで倒産が増大しています。
中小企業は価格転嫁しようにも、上値をおさえられ、また顧客からは値上げを支持してもらえないので、当然値段を据え置きするしかないわけで、、となれば、経費が上がれば当然、倒産となります。この状態が既に限界にきていると私は見ています。

当然、中小企業の倒産が増大しますと、個人消費は減りますし、失業率も増大していきます。


また身近なところでは、食料品も非常に値上がりが続いていることだと思います。ついにはマグロ漁船が燃料費高騰で漁に出なくなったという情報もあり、小麦だけではなく魚類も価格高騰するのではという懸念が漂ってきました。

必然的に、穀類&原油高騰で、肉なんてのは生産コストがあわないわけですから作れば赤字、ならばやめる。という悪循環でさらに価格上昇が起きるというわけです。

そこで、第二の問題が発生します

現在日本人の主食であるといえる、米ですが、米余りといわれて相当たちますが、実は今年あたりから米不足になりそうな勢いなのです。

なんで?と思うかもしれませんが、その要因は3つありまして、結構深刻化しています

理由その1 米のブランド化による米在庫の不足
 なんで米ブランド化すると、米在庫が不足するのかを簡単に説明します。既に流通ではパニック寸前ですが、、

 ブランド米として人気があるのが、新潟コシヒカリ、秋田こまちです。この2種類が人気増大しており、各食料企業はこのブランド米の仕入れを強化しています。
 コンビニなどでも、この2種類の米を使ったおにぎりが増えているかと思います。
 と、ここで、非常に重大な問題が発生します。

 米には、消費期限は存在しませんが、加工米(おにぎりや弁当のごはん)にすると当然、消費期限は存在します。
 食料だけに売れ残るのは必然的なのですが、ブランド米を使わないと売れないだけに、各企業もブランド米での加工を急上昇させます。となるとあたりまえですが作りすぎ(供給過剰)による、売れ残りで廃棄分も増えます。

 この悪循環により、ブランド米が必要以上に消費されるので、米不足の要因になっています。人気のない米は余っていてもだれも買わないという寂しい現象はあるが、、、、

 また、最近では、ブランド米は国外で非常に人気がありますので、輸出していることも、ブランド米が不足している状態に拍車がかかっているともいえます。 

理由その2 米価の低迷
米保護価格の低下による生産放棄の増大。
ブランド米化に成功していない農家は実に深刻な事態になっています。生産価格が上昇しているにもかかわらず、米価格は低下しているという、逆転現象が生じており、米を作らない方が儲かるという農家も実際にはいます。

となれば、思い切って作らないという農家の方が増えていくのは必然ともいえます。よって、直接的に米の生産数そのものも減ることになります。

理由その3 小麦、大豆の高騰
小麦、大豆の高騰が現在でも続いていますが、これは輸入品に限っての価格です。実際には国内産は価格が上昇していません。
いままで、小麦は輸入が圧倒的に安かった訳ですが、高くなってくれば、価格差も埋まります。

当然、そうなれば、例の中国ギョーザ問題やBSE問題で輸入食料に不安のある消費者は国内産に目がいきます。

ということは、米作をやめて小麦を作る農家が増えることになります。また最近では米からパンを作る技術も発達していますし。

と、この3つが重なると、米不足となる要因が強くなります。

ところで、米の食料自給率ですが、現在105%です。
5%というのは結構微妙で、廃棄しているというわけではないことに注意。

が、小麦、肉、魚が高騰すれば自然と、米の消費も増えてきます。まぁおかずが減ったり、パン食から米食に戻りますからね。

しかもあの米騒動が起きた時の米食料自給率は、、約95%です。
決して低くなかったのですが、たがが5%であの騒動でしたからね。しかも今年は、中国からも東南アジアからも災害で、米輸入はまず不可能(輸出禁止措置が既にとられている)ですので、米は輸入できないことになります。(米でも既にカリフォルニア米の生産は下火で現在バイオ燃料用のトウモロコシに生産がシフトしている)

米騒動が今年起きる!と私は大胆な予測をします。


といろいろあって、既に消費者物価は増大しているというのが結論と、給料が減るとダブルパンチで、既に日本は、スタグフレーション状態に入ったと断言します。

 少なくとも我が家の家計はすでに、5年前からスタグフレーション状態ですが・・・・涙
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posted by たつや at 22:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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