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2006年04月11日

分かり易すぎるNZ(ニュージランド)為替

分かり易すぎるNZ(ニュージランド)為替

■NZドル投資はこの5年間で160%のリターン
最近NZドル安円高でかなり痛手をこうむっていらっしゃる方もいるのではないかと思います。
もっとも、かなり以前からNZドル投資を始められた方は、それ以前の利益がかなり大きいのでこの程度の損失はたいしたことがないのかもしれません。

円/NZドル相場は2000年の秋には42.6円でしたから、昨年の12月までに2倍以上に上昇していました。
この間、短期金利は年平均で約6%ついていましたから、トータル・リターンは5年間でなんと160%です。今回の暴落後でもまだ利益が出ているはずです。

■損切りできない投資家が多いから
証拠金取引による為替の場合も株同様、損切りが命といえます。理由は、証拠金がふっとんでしまっては、回収できるものもできなくなり、長期保有ができないからです。
なので、いかに長期保有といえどもレバリッジを高く掛けているときには損切りを早めにして、買いなおししたほうが得というものです。
為替は、逆レート買いもできるので、相場が動くときには、大きな枠で買い、金利狙いの場合は硬く買うことが最低条件といえます。

ですが、この基本を無視し、近年の暴落でかなりの損をだしている人がいるかと思います。

■NZ(ニュージランド)為替は実は簡単
NZ(ニュージランド)為替を大きく左右しているのは、日本国内の投資家で、しかも金利狙いの大口家です。
理由は、ニュージランドは利率が高いことと、観光旅行にニュージランドにいくので、現地通貨を為替しなくてもかまわないという2つの大きな理由があるからです。

NZの最大の外貨獲得は、投資を除けば観光資源しかありません。しかも小さな国なので、対日本への取引量自体対したことはありません。そのため投資資金が流入してくるだけで、為替に大きく影響してしまうということなのです。

金利が高いところにお金が流れる心理学性は、「量的金融緩和と為替相場と時間軸のあれな関係」で解説したことと同じです。

日本の投資家は豪ドルとNZドルが大好きなので、円/NZドルレートは、NZドルと日本の金利差との相関が大変に高いことで知られています。NZの金利が上昇し日本との金利差が拡大すると対円のNZドルレートも上昇し、反対にNZの金利が低下し日本との金利差が縮小するとNZドルも下落するのです。今回暴落している理由は、NZの景気が芳しくなくなっていることから今後利下げが予想されていることと、日本で量的金融緩和が解除され利上げの可能性が高まっているためです。

しかしながら世界の主要国通貨を見たときに、円/NZドルほど金利差と為替相場の相関が高い通貨のペアはありません。これは日本人がNZドル投資が非常に好きであることと関連しています。

98年には政策金利を半年間で10%から2.6%まで急激に引き下げざるを得ないほどのデフレに追い込まれてしまいました。
すると金利が2.6%と魅力がないので、一気に円に戻す動きが見られ、一気に円/NZドルレートが変動してしまいました。これはNZの経済をも破壊しそうな勢いでした。

という背景にもあるように、円/NZドルレートは金利が全てといっても過言ではないといえます。
なので、円/NZドルレートは超簡単といえます。金利にさえ注意しワンテンポタイミングをずらせばOKですからね。

■長期投資が基本
円/NZドルレートは短期の変動が大きいので、短期保有だと思われるでしょうが、実は長期保有がお勧めです。
というのもNZドルは97〜2000年にかけてトータル38%下落しましたが、その後の上昇により97年の高値で投資を始めた人でも2005年冬までにトータル68%の利益を得ています。
長期的なファンダメンタルズは悪くありません。少し長い目で見ることをお勧めします。そのためにレバリッジは2倍程度に抑えたほうがよいというのがたつやの経験的な判断です。勿論コレは、全ての為替にいえるでしょう。
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posted by たつや at 20:15 | Comment(2) | TrackBack(0) | コラム〜為替〜
この記事へのコメント
最近NZドルにちょっと興味をもちはじめました。今読んで、ちょっと勇気がでてきました。面白そう!また、アドバイスお願いします。 Nelly
Posted by Nelly Obara at 2006年06月02日 19:23
Nelly Obaraさんこんばんわ
高金利、変動為替とギャンブラー要素の高いと思われているNZなのですが、為替なので波なんですよね。

また情報が入り次第UPしていこうかと思いますのでよろしくです。
Posted by たつや at 2006年06月02日 20:39
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