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2009年02月04日

派遣切りは本当に悪かを検証する

最近は派遣切りで企業がことごとく、悪のように報道され、現在国会でも、正社員としなければならない規制や、派遣でも雇用保障をしなければならないとの論議になっているが、そもそも派遣切りが実際使用している企業が悪だから起きているのかを考えて見ます。
製造業で多い、アウトソーシングの派遣社員ですが、実際には、派遣会社から派遣されて、需要の工場に派遣されている場合がほとんどです。

企業側が派遣を切ったというのは、派遣会社との契約を打ち切ったということであり、直接派遣社員を首にしたわけではないです。

また、企業が直接首を切ったというのは、派遣社員ではなく、短期雇用契約者や日雇いっぽい方になります。

つまり、派遣切りの問題は、派遣会社と顧客との間であるはずなのに、顧客VS労働者と直接になっているのは、ちょっと報道の仕方がおかしいのではと思います。全部そうではないようですが、、

その上で派遣切りは悪かを検証してみます。


■悪と善などと分かりやすい問題ではない。
そもそも、製造業に派遣が多い理由として、製造業には製造量のムラが非常に多く、雇用確保数問題が最大のネックです。
また、夜勤などの問題もあり、すべて正社員としてしまうと、ローテーションの問題や、工場のライン切り替え時に、トラブルが起きることや、コストの問題も発生します。

特に顕著なのが、中小企業の工場で、実際には正社員なのですが、今回の不景気のような製造数ダウンで一気に赤字になると、そのまま倒産というケースは珍しくないものです。

倒産すれば、正社員も派遣もなく、全部職を失います。

その様な背景もあり、単純に善と悪という分離はできないと思いますし、日本ではお金儲け=悪という、風潮があるため、悪とされてしまう場合も少なくないようです。

■日本は原料を輸入し国内で製造する
 日本は資源がないのが、最大の弱点ですが、最近ではさらに、人件費も問題化しています。
 つまり製造コストが激高化しています。
 国外の安い賃金で製造できるところがあれば、間違いなくそちらに工場を移したくなるのが経営者としては触手が動くことでしょう。

 現在日本で製造会社が多いのは、安定して質の高い労働力があるからと、水の問題があります。
 この2点でのみ有利さがあるだけの薄氷の上に立っているだけにすぎません。


そこで、ここで、既に日本では、国外と価格競争で勝つ見込みが既にないのならば、低賃金で労働力を雇えるような資源国に、製造元を移転するしかないのです。

となれば、そもそも、職場がなくなってしまうのは明白で。
過去、バブル絶頂期でも日本企業は製造コストでとりわけ人件費の爆増化で海外に製造会社を相当数移した経緯があります。

現在、国内で電化製品の工場が残っているのは、国内需要を考慮した輸送コストと、材料調達コストのバランスがまだ利益確保ラインを確保していたからです。

しかし、今回のような世界的な不景気になってしまうと、逆に輸出面では円高もあいまって大打撃となってしまうというわけで、
これだけ赤字がでるのならば、思い切って海外へ工場を移してしまって、日本向けには輸出してしまえばよいと考える企業も増えると思います。

日本では既に、「製造能力の高い労働力」が失われてきているのかもしれませんので、既に国内での価値は喪失しているかもしれません。

となれば、一気に企業が日本離れもあるわけで、雇用そものものが無くなるとも考えられます。

なので、あまりにも一方的に、企業を叩くということは、企業の国外流出の背中を押すだけではないのかと、私は考えてしまうんですよねぇ。。

どうでしょう。
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posted by たつや at 20:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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