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2008年10月24日

金融危機が地方債に影響を及ぼしてきた

このたびの金融危機で地方公共団体の発行する地方債が発行不可能になっているなど、実社会にも影響が出始めています。

その背景は、無論金融危機なのですが、それだけではないのが皮肉にも日本の現在の状況です。
まず、地方債ですが、地方の財源を一時的に流動的に行うために発行している、ちょっとした債権で、自治体なので比較的安全資産であるといわれています。

しかし、今回の金融危機で以下の問題が大きくクローズアップしてきており、そろそろニュースで公開されると思います。

理由その1 海外基幹投資家の市場からの撤退
 今回の金融危機で海外投資家の資金が撤退したことや回帰したことにより、最大の地方債の買い手であった、海外基幹投資家が買わなくなっています。
 つまり、余裕資金が無いということで買わない。

理由その2 地方自治体の財源は実は相当怪しい
 大阪の橋本知事がしきりに、地方債のPRをしていましたが、よくよく地方債を根本的に考えてみれば、債権ですので、ぶっちゃけ借金です。
 特に、大阪は財政危機で下手をすれば、夕張市みたいに、破産してしまうわけです。
 となれば、地方債なんてのは紙くずになる可能性も否定できないというわけで、無リスク商品ではないということです。

 地方債は日本版サブプライムローンという感じでしょう。

理由その3 円高
 現在日本は円高ベースですが、数年後を考慮すれば、間違いなく円高です。
 海外投資家からの資金購入で地方債は賄われているといっても過言ではないため、円高になっている現状は、為替リスクに合わない商品ということになります。超低利子商品ですので、買う価値がないです。

ということで、地方債の発行自体を見送る自治体が増えてきています。一番シャレにならないのが発行したが売れ残った場合ですからね。値落ちするといよりも、必要な費用で重要度の高い流動性のある資金を確保するための地方債ですので、売れ残りは、資金不足ということになりますので、やばいわけです。

地方債の主な転換先は、公共工事(主に年度をまたぐような工事)です。財源が確保されない場合には、公共工事も目減りしますし、下手をすれば、維持保安関連の予算に廻している地方債もありますので、県民の生活に跳ね返ってくることになります。

とここで思い出して欲しいのが、地方債は借金と同じです。
どうせ出しても売れないのならば、いっそのこと出さないで、支出を絞ったらどうでしょう。

橋本さん。

次回の深夜コラムは、「日本の就職はなんかヘンだよ」ってのを書きます。
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posted by たつや at 00:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | おそおそニュース
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